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中性脂肪とは

中性脂肪は脂肪酸のグリセリンエステル

中性脂肪とは脂肪酸のグリセリンエステルのことを指します。 脂肪酸のグリセリンエステルには、 モノグリセリド、ジグリセリド、トリグリセリドというものがあり、 人の血液中に含まれるのは、ほとんどがトリグリセリドです。
これらグリセリドと脂肪酸とで結びついて中性を示すので、 一般的には'中性脂肪'という名前で呼ばれることの方が多いです。

中性脂肪の成分である脂肪酸は動物脂肪では、 ステアリン酸、パルミチン酸などの飽和脂肪酸が主で、一方の植物脂肪では、 オレイン酸、リノール酸、リノレン酸のような不飽和脂肪酸がある。 これらは動物性のものは常温で固体を保ち、 植物性のものは常温で液体の物が多いようです。

中性脂肪は必要なもの

中性脂肪はよく悪いイメージの方が多いのですが、実は健康体を維持するには必須の物質なのです。


まず、中性脂肪はエネルギー貯蔵物質としての役割を果たしています。
中性脂肪のおかげで、ヒトは一週間程度なら、水だけで暮らせるのです。


体内に存在する中性脂肪が多くなり過ぎると、
血液がドロドロになったり体の不調が出てきたり、いわゆる'メタボ'になります。

この状態が長く続くと最悪、とても重い病気にかかってしますこともあります。


また、中性脂肪には体温保持や外部からの衝撃を吸収してくれるクッションとしての役割もあり、一概に悪いだけの物とは言えないのです。

中性脂肪の基準値

中性脂肪の血中値で病気を予想

中性脂肪の基準値はご存知でしょうか?
自分の中性脂肪値を健康診断などで測った後、結果を基準値と見比べることで、 どのくらい自分の血がサラサラあるいはドロドロしているのか?や、 中性脂肪の血中値によっては、今後あるいは今かかっているかもしれない病気をある程度まで予想することができます。

一般的に成人で血液1デシリットル中、 40~130ミリグラムが正常といわれる値です。 性別、体型、遺伝的要因によって個人で多少は違いますが、基本的にはこの値内であれば健康であり、 急な変動で大きく中性脂肪値が上がることがない限り、 中性脂肪が原因の病気はかかっていないということが分かります。

アルコールと中性脂肪の関係

アルコールの取り過ぎは、中性脂肪を上げる

アルコールの取り過ぎは、中性脂肪値を上げてしまいます。体内の中性脂肪の量を調整しているのは、肝臓です。 その肝臓は飲酒などでアルコールを接種した際に、アルコールの代謝をし、体に害のないように無毒化してくれます。
しかし、この時自分の肝臓の許容範囲以上にアルコールを接種してしまうと、肝臓が働き詰めで疲れて過ぎてしまい、肝臓全体の機能を低下させてしまします。

これにより、今まで適切に調節されていた、中性脂肪が血中にあふれかえってしまい、中性脂肪値が上がってしまうのです。 中性脂肪値を上げないためにも自分にとっての適切なアルコール摂取量を知ることが大切です。

アルコールの1日どの程度ならOK?

一般には、一日に純アルコールで約25ミリリットルを目安に飲酒すると良いそうです。 これを具体的にお酒に換算すると、ビール中ビン1本またはワイングラス3杯 程度となります。 これは、あくまで、目安です。鵜呑みにはしない方が良いと忠告しておきます。 年齢や性別、遺伝的なもの、その時の健康状態によって一人一人それぞれ違うので もっと少なくすべき時もあります。 適量を守って飲むことで、重い病気の予防にもつながるので、 しっかりと体のことを考えた飲酒ライフをお勧めいたします。

コレステロールと中性脂肪の違い

ご存知でしょうか? コレステロールも中性脂肪も一般的には、悪いイメージばかりなのですが、体にとって重要な働きをしている一面も持ち合わせているのです。 2つの違いや役割について詳しく見ていきましょう。

コレステロール

コレステロールは体内に100g~200gは健康な人でも存在します。 消化器、肺、心臓、肝臓、脳、血液中、副腎、筋肉、皮膚などといった体の至る所にあります。 主な役割は3つあり、まず1つ目が、細胞膜の材料になります。 体の中に無数にある細胞、その細胞膜を形成するためにコレステロールが 一役かっています。
次にホルモンの材料になります。 副腎皮質ホルモン、女性ホルモン、男性ホルモンなど各種ホルモンの材料になります。 さらに胆汁酸の材料になります。 胆汁酸は脂肪の消化吸収に必要な消化液で、これを肝臓で合成する時の材料になります。

中性脂肪

これは血中や腹部・腕・足・などの表面にある柔らかい部分のほとんどが、これで構成されています。 主な役割は2つあり、一つ目がエネルギーの貯蔵庫としての役割です。 肝臓や脂肪組織に蓄えられ、エネルギー源である糖質が不足した時に、 代わりに使われます。

2つ目は体温を保ち、内臓を外部の衝撃から守るという役割です。

このようにどちらも本来悪いものではなく体に必ず必要なものなのですが、 取り過ぎてしまうと、体にとってマイナス効果となってしまします。